起業するときに知っておきたい3つの種類

起業するときに知っておきたい3つの種類

働き方やライフスタイルが変化している中で、起業というワードは身近になりつつあります。いざ起業したいと思ったとき、どのような起業の種類があるのか知っておくとスムーズに起業できるでしょう。今回は、起業形態や業務内容など、起業に関する3つの種類についてご紹介します。

起業形態の種類は2つ

起業形態は大きく2つに分けられます。自分の起業の目的や規模、予算などに応じてベストな起業形態を選択しましょう。

個人事業主として開業

個人で事業を営んでいく形態です。「個人」と名付いているとはいえ、従業員を雇うこともできます。税務署へ開業届を提出することで個人事業主となれます。起業の手続きが簡単で、起業後の税金の計算も難しくありません。デメリットは法人に比べ社会的信用が低いことです。場合によっては取引に制限がかけられることもあるでしょう。

法人を設立する

個人ではなく、法人を設立して起業する方法です。法人には株式会社・合同会社・合資会社・合名会社・一般社団法人・一般財団法人・NPO法人など様々な種類があります。法人を設立するメリットは税金面で優遇されることと個人に比べ社会的信用が高いことです。デメリットは、設立に費用と時間を要すること。定款の作成・認証や登記が必要になり、株式会社であれば初期費用として20万円、設立に用する時間として1か月程度は見込んでおきましょう。NPO法人など、許認可が必要な形態であればさらに費用と時間がかかります。

起業する際の業務内容の種類は4つ

起業する際に最も大切なのは”どのような事業で起業するか”です。まずは自分が市場に提供する商品やサービスを決めましょう。ここでは、事業内容を4つの種類に分けてご紹介します。

モノ系

服・雑貨・家電など、形のあるモノを販売する事業です。モノを仕入れたり自分で手作りしたりして在庫を確保し、それを消費者に販売するというのが一般的なビジネスモデルです。最近では、在庫を持たずにメーカーと消費者の橋渡しをするドロップシッピングという方法も注目を集めています。

スキル系

自分のスキルを活かし、クライアントの仕事を請け負う事業です。ライター・デザイナー・システムエンジニアなどが主な例です。クライアントにはできない仕事を、専門的なスキルを用いて完成することで報酬を得るビジネスです。

ノウハウ教授系

自分の知識・経験・技術を他人へ教える事業です。料理教室・カメラ教室・情報講座などを開講し参加者から受講料を得るビジネスです。スキル系のように他人の仕事を完成させるのではなく、ノウハウを教えることが業務となります。

場所・機会系

ワーキングスペースの提供・人材マッチングサービスなど、ビジネスのための場所や人材とマッチングする機会を提供する事業です。不動産投資もこれに含まれます。ビジネスための場所・機会だけでなく、婚活やサークル活動など、日常面での場所・機会を提供する事業も考えられるでしょう。

資金調達の種類は4つ

起業に不可欠な資金調達にもいくつかの方法があります。ここでは、主な資金調達の種類をご紹介します。

金融機関からの融資

一般的な資金調達方法です。ひと昔前は、資金調達といえばこの方法でした。銀行などの民間金融機関では融資のハードルが高いため、日本政策金融公庫などの公的金融機関を利用する人が多いです。公的金融機関であれば、起業家へ向けた制度があるため使いやすいです。女性起業家やシニア起業家など、特定の起業家をターゲットにした支援資金制度もあります。

国や地方公共団体の補助金・助成金

国や地方公共団体では起業を支援する様々な補助金を実施しています。補助金の交付を受けられれば、事業の全部または一部の費用をまかなえます。どのような補助金があるか、役所を訪問すれば詳しく教えてくれます。

クラウドファンディング

近年、主流になりつつあるのがクラウドファンディングです。インターネット上で自分の事業のアイデアを発表し、資金提供を呼びかけます。自分のアイデアに魅力を感じてもらえれば、より多くの資金提供を受けられるでしょう。資金を提供してくれた人へのリターン(商品など)を用意しておくのが一般的です。

ベンチャーキャピタル

起業家に投資するファンドから融資を受ける方法です。投資ファンドへ自分の事業のアイデアをプレゼンし、アピールに成功すれば融資を受けられます。現在はマッチングサイトも開設されていますから、身近になりつつある手法です。

まとめ

今回は、様々な起業の種類についてご紹介しました。起業形態や業務内容、資金調達にはたくさんの種類があり、それぞれ特徴があります。起業する際は、明確なビジョンのもと、自分の起業にベストな方法を選択しましょう。